リラックスがもたらす恩恵は寝そべって宿題するのもよし!(ネギで蕎麦食べてもいいように) わたしは子どもたちに【リラックスする・力を抜くこと】を教えたいの。(大人にも、そう伝えたい✨)だって、毎日子どもたちは学校で色んな制限の中で頑張ってるんだもの。 「こうしなきゃ」とか「これはやっちゃダメ」とか言って頑張ってるうちに、身も心も力が入っちゃうこともあると思うのです。 家に帰ってきても、宿題という課題(ある方向から見ると制限)があるよね。 その中でどうやって力を抜きつつ、課題をやっていくのか。 「自分にとってどのやり方が力を抜きながら取り組むことができるのか」 これを自分で模索を続けながら、知っていくこ...21Mar2017子育て他者理解多様性自己理解コラム相談室アドラー心理学勇気づけ
相談室:「私なんてまだまだ」を言う目的は?「自分を卑下してしまう」というご相談をいただいたので、今日は似たような想いを抱いていた私の経験からお話しますね。私は尊敬する人を目の前にすると、自分が持っている知識を思うように出せない傾向がありました。「自分の知識なんて、この方からしたらずっと前から思って(知って)らっしゃるだろうな」と思うと恥ずかしくて言い出せない時が。でもね、考えてほしいのは次の点。「私なんて」と口から出てしまうけど、それは「何のために」自分を卑下しているのか、ということ。その人によって自身を卑下してしまう根っこにある気持ちは違うのですが、私の場合は、傷つきたくない、馬鹿にされたくない、言って恥ずかしい思いをしたくない(失敗したくない)つまり自分を守っていたい、...25Jan2017相談室アドラー心理学勇気づけ
相手のイライラから自分を守る、捉え方仕事で権力を振りかざしてしまう上司に困っている、というお話を伺いました。職場を共にする方にとっても声を荒げたり、きつい口調で攻め立てられたりすることはお辛いことだと思います。そして、実はそれと同じくらい、権力を振りかざす上司にも、ご自身に抱えていらっしゃるものがあります。自覚できているか、できていないか、薄々感じているかはその方によって違います。薄々感じてはいるけれど、それがご自身のコミュニケーションに関わっているとは思っていらっしゃらない方が多い。多くは、ご自身に課した禁止事項が関係しています。ご自身の成長のために、また部下の成長のために課した禁止事項。「ダメだ」と否定したものの根底にあるものは何なのでしょうか?その「ダメ」なこと...13Jan2017相談室アドラー心理学勇気づけ
インプットとアウトプットのバランスは取れていますか?日々の生活を送る中でたくさんの人に会い、いろんなお話をするわけですが、仕事上、また仕事とは関係なくとも気の合う方々は企業人事の方、キャリアカウンセラーさんやセラピストさんばかり。(もしくは心理学に興味のある方)私も含めて彼らは人の成長にかかわる仕事をしているので、基本的にお相手の話を聴くことが多くなります。仕事なのでそれは当たり前のことなのですが、気が付くと自分の話を聴く(自分との対話)時間や自分のことを話す場(誰かに聴いてもらう場)というものが極端に少なくなってしまうことも。子育てのこと、パートナーとのこと、介護のこと、自分自身のことではなくても自分の大切な人に関する人のことで、煮詰まってしまうことも少なくありません。誰かに話した...12Jan2017キャリア相談室アドラー心理学勉強会仕事への想い企業研修アドラー心理学勇気づけELM講座
問題解決には行動の根本に眠る感情を見ることが大切前回の記事で感情について触れましたが、個人カウンセリングを始め、企業研修、講座を進めていく中でいつもわたしが注意を払って取り扱うことがあります。それが「行動に隠された、根本に眠る感情」というもの。生きていたら大小さまざまな悩みや落ち込みがあるものです。それは誰にだって(*^^*)ただ、処理の仕方が早い方と時間がかかってしまう方がいらっしゃる、というだけです。相手の問題だと思っていることが、実は自分自身の問題だということは少なくありません。今日はそんなお話をわたし自身の経験を振り返りながらお話していきます(*^^*)----------------------------27Oct2016子育てアドラー心理学勉強会相談室企業研修アドラー心理学勇気づけ
個人カウンセリングは問題の根本にどんな○○があるかを見るのが大切ここ最近、個人カウンセリングが相次いでいます。で、わたしがクライアントさんとお話ししているときに思い出すのが、映画「シーモアさんと大人のための人生入門」の中に出てくるピアノ教師のシーモア・バーンスタインのこの言葉。「音楽の教師が生徒にできる最善のことは、生徒を鼓舞し 感情的な反応を引き出させること。音楽のためばかりではない。人生のあらゆる場面で、重要なことだから。」ちなみに、映画中で彼は「鼓舞する」のことをencourageと言っています。そう、アドラー心理学の技法である「勇気づけ」もencourage。「感情的な反応」はとても大切です。見たくないといって感情に蓋をしていては、ずっと心残りになってしまいます。「何か」に気を遣い、自分...24Oct2016相談室基本スタンス仕事への想いアドラー心理学勇気づけ
上下関係を作らない人間関係③人を育てる上で、わたしたちは膨大な忍耐力を要されることになります。昨日お話しした「知らないことは悪いことではない」というのは、「何度言ったら解るの!」というところから引き戻してくれます。人を育てる中では、自分にとって当たり前のことでも相手にとっては知らなかったり、馴染みがないためにそれが板につくまで時間を要するのですね。なので、板につくまで練習です♪これは、育てる側(「上」の立場の人)も育てられる側(「下」の立場の人)も一緒(*^^*)トライ&エラー→トライ&エラー→トライ…の繰り返しですね(*^^*)みんなそれぞれが頑張ってるんですものね(*^^*)大丈夫です!メンバーみんなががんばって、時に弱音を吐けて、「上」も...20Oct2016相談室企業研修アドラー心理学勇気づけ
上下関係を作らない人間関係②昨日は上下関係の「下の立場」から上下関係の悩みを解消する第一歩をお話ししました。今日は「上の立場」から取り組めることをお話しします(*^^*)上下関係でお悩みの方は「下」の立場の方が多いと思われがちですが、仕事で様々な方々とお話しする中で「上」の立場にいらっしゃる方が悩んでおられることも多いと気付かされます。「どうしようもない部下」の出口の見えない人材育成にお困りのご様子です。どの部署に移動してもらっても、部下は何もできない。こういった声は結構たくさん聞きます。仮に「何もできない」というところに陥っているとしたら、(厳密な意味で「何もできない」ということはありません(*^^*))それはその方の本当の能力が発揮できていない、ということ...19Oct2016相談室企業研修アドラー心理学勇気づけ
上下関係を作らない人間関係①私たちは小さな頃から、相手を大切にすることを徹底的に教え込まれてきました。それは親から、学校の先生から、周りの大人から教わってきたこと。本当に尊いことだと思います。そしてそれと同じくらい、自分を大切にすることが大切です。今、親の立場、上司の立場、部下の立場において場合によって無謀ともとりかねられない上下関係から脱却できずそれぞれの立場で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。「子どもが(親の)言うことを聞かない」「何度言われても解らない部下は怒鳴られて当然(部下育成に困っている)」「上司からハラスメントを受けて辛い」などがその代表。本当の意味で、自分を大切にするということがわからなければ、相手を大切にするということの本質が見えずに上下関...18Oct2016相談室企業研修アドラー心理学勇気づけELM講座
相談室:人の気持ちを想いやる方法④みなさんこんにちは!はい、今日もさっそく昨日の続きです(*^^*)昨日のワークで見えてきたのは、「安心したい」というご相談者さまの思いでしたね。ではもう一方の⑵ 周りと一緒に批判しているご自身にもやもやは何のためにもやもやしているのか見ていきましょう。⑵ 周りと一緒に批判しているご自身にもやもや「何のために、周りと一緒に批判しているご自身にもやもやしているのか」→周りに合わせて言ってる部分が大きいから「何のために、周りに合わせて言ってるのか」→悪口を言われる側になりたくないから「何のために、悪口を言われる側になりたくないのか?」→心穏やかに過ごしたいから「何のために、心穏やかに過ごすのか」→幸せを味わいたいから昨日のワークも合わせて...30Sep2016事例研究相談室アドラー心理学勇気づけ
相談室:人の気持ちを想いやる方法③こんばんは!さて、今日も一昨日からの連載「相談室:人の気持ちをもいやる方法」3回目です。昨日までは、①問題行動をする相手をどのように捉えるかについて、2回に分けてお伝えしてきました。相手を想いやること、そしてそのアプローチ方法とゴール「どんな行動の根っこにもポジティブな目的がある」までのプロセスを見ていったわけですが、これからお話しするのは②もやもやされているご自身をどう捉えるかです。ある意味、昨日までのアプローチよりも、今日の「ご自身をどう捉えるか」の方が大切かもしれません。事例研究として目的論の深め方の一例なので、 ご相談者さまの根っこの想い(目的)とは違うかもしれませんがどんな行動の根っこにもポジティブな目的があると...29Sep2016相談室事例研究アドラー心理学勇気づけ