【11/11(金)アドラー心理学勉強会を行います】わたしたちは、家族という、会社という、学校という共同体に属する仲間。その仲間との気持ちのいい生活を送る中でわたしたちが大切にしたいことがあります。それは・相手を(自分も)信頼し、・尊い命を持つ一人の人間だと敬い・共感の心で接するということ。アドラー心理学では共同体感覚には「信頼・尊敬・共感」の育成が大切だといいます。どんなことがあっても「大丈夫」という心で信じ、委ね、喜怒哀楽を自由に感じる中で、内省へのプロセスを踏み、自分のことだと取り組みながらも相手に頼る柔らかい心を持つ。目標をここに掲げているので、実社会に出た時、ふと気付いて自分を振り返ることでここに気持ちを戻すことができます。この勉強会は「信頼・尊敬・共感」という目標のもと、...07Nov2016子育てアドラー心理学勉強会事例研究アドラー心理学勇気づけ
相談室:人の気持ちを想いやる方法④みなさんこんにちは!はい、今日もさっそく昨日の続きです(*^^*)昨日のワークで見えてきたのは、「安心したい」というご相談者さまの思いでしたね。ではもう一方の⑵ 周りと一緒に批判しているご自身にもやもやは何のためにもやもやしているのか見ていきましょう。⑵ 周りと一緒に批判しているご自身にもやもや「何のために、周りと一緒に批判しているご自身にもやもやしているのか」→周りに合わせて言ってる部分が大きいから「何のために、周りに合わせて言ってるのか」→悪口を言われる側になりたくないから「何のために、悪口を言われる側になりたくないのか?」→心穏やかに過ごしたいから「何のために、心穏やかに過ごすのか」→幸せを味わいたいから昨日のワークも合わせて...30Sep2016事例研究相談室アドラー心理学勇気づけ
相談室:人の気持ちを想いやる方法③こんばんは!さて、今日も一昨日からの連載「相談室:人の気持ちをもいやる方法」3回目です。昨日までは、①問題行動をする相手をどのように捉えるかについて、2回に分けてお伝えしてきました。相手を想いやること、そしてそのアプローチ方法とゴール「どんな行動の根っこにもポジティブな目的がある」までのプロセスを見ていったわけですが、これからお話しするのは②もやもやされているご自身をどう捉えるかです。ある意味、昨日までのアプローチよりも、今日の「ご自身をどう捉えるか」の方が大切かもしれません。事例研究として目的論の深め方の一例なので、 ご相談者さまの根っこの想い(目的)とは違うかもしれませんがどんな行動の根っこにもポジティブな目的があると...29Sep2016相談室事例研究アドラー心理学勇気づけ
相談室:人の気持ちを想いやる方法②こんにちは!早速昨日のお悩み記事の続きに参りましょう!昨日の記事はこちらhttps://kanoko.amebaownd.com/posts/1362849この場合、2つの視点から考えることができるとお話ししました。①問題行動をする相手をどのように捉えるか②もやもやされているご自身をどのように捉えるかそして、昨日は①の相手をどのように捉えるかについて見ていったわけです。問題行動をしている相手を批判するでもなく、変えようとするでもなく、相手の立場になって考える=相手を想いやることがわたしたちが大切にすることだとお話ししました。問題行動を起こしている人に対してわたしたちが相手を想いやれるにはどうすればいいかというと、「何のためにその行動...28Sep2016事例研究相談室アドラー心理学勇気づけ
【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?⑤】今朝はアドラー心理学の勉強会、午後からは仲良し友達のお家へ遊びに行ってきました!気の許せる仲間とのランチは活力になります✨こういう仲間を持てることに、感謝ですね(*^^*)さて、今朝の記事「お母さんは、何のために、Aくんの希望を聞かないのでしょう?」の続きです。この場合の相手役は、Aくん、他の見方からアプローチするとお母さんご自身というのも考えられます。では、相手役をAくんの時の目的からいきます。その前に、目的を探る前に大切なことがあります。それは、「どんな行動にも、ポジティブな目的がある」ということを心に留めておくこと。非行や暴力など、一見すると不適切に感じる行動の中にも必ず「こうなりたい」というプラスの思いがあるのです。不適切な...30Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1: Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?④】おはようございます。昨日はAくんの「お母さんに暴力を振るう目的」を見てきましたね。Aくんの目的を掘り下げて、掘り下げて考えて行った時、「Aくんはお母さんから理解してもらって、安心したかったのかもしれない」というところにたどり着きました。では、目的を探る対象を「Aくんのお母さん」に変えてみましょう。この事例ではAくんのお母さんはAくんの要望を聞き入れませんでしたが、果たしてAくんのお母さんは「ひどい母親」なのでしょうか?今日はAくんのお母さんに焦点を当て、「Aくんを後回しする・希望を聞かない」目的をみていきましょう。そうこうしているうちに、また時間が来てしまいました∑(゚Д゚)続きは午後に書きますが、みなさんも考えてみてください。「何...30Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るう目的は?③】お待たせしました。午前中に書いた記事【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?②】の続きです。Aくんの暴力を振るったという行動の根本にある想いは、「寂しかった」というものでしたね。先の記事にも書きましたが、この根本の想いとなる「寂しかった」という想いは、決して不適切なものではありませんよね。そこからもう一歩先へ進んでAくんの行動を考えていくと、「寂しかった」という想いに対してAくんは「どうなりたい・どう在りたい」と思っているのでしょう?本当は、お母さんに理解してもらって、自分の意見を尊重してもらって、安心したかったのかもしれません。こうして相手の気持ちをどんどん想像していっていいと思うのです。ここで大切なことは、目的論で...29Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?②】昨日の記事「Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?」の続きです。少しポイントを整理しましょう。○お母さんが子どもたちに「好きなゼリー取っていいよ」と言って、好きなゼリーを取らせた○Aくんの番になるとお母さんは「あなたは、はい、黄色ね」と黄色のゼリーを渡した○Aくんは赤のゼリーに変えてもらおうとしたがお母さんに「いいのよ、あなたは黄色で」と言って変えてもらえなかった○Aくんはお母さんを叩き始めた○それを見たコーチは「親に暴力を振るうなんて、なんてやつだ!」と言った○Aくんは走ってどこかに行ってしまったここに出てくる登場人物でキーとなるのは・Aくん・お母さん・コーチ三者三様の「言動の目的」があるわけですが、どんな言動にも【相手役】があ...29Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1: Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?①】アドラーの理論の中に「人間のどんな行動にも目的がある」というものがありますが、今日は先日のELM講座で受講生さんから出たお話を事例として「問題行動」(本当は問題ではないのですが)について考えていきたいと思います。---------Aくんは小学4年生。毎週末、少年野球チームで練習をしています。その日はAくんのお母さんも観戦に来ていました。1時間ほど練習した後、昼ごはんを兼ねた休憩に。Aくんのお母さんは練習をがんばった子どもたちに赤や緑、黄色など色んな色のミニゼリーの入った袋を持って「お疲れ様〜!好きなの取っていいよ!」と配り始めました。子どもたちは次々と自分の好きな色のゼリーを取っていきます。そしてAくんの番がやってきました。&nbs...28Jun2016事例研究ELM講座