日々の生活を送る中でたくさんの人に会い、
いろんなお話をするわけですが、
仕事上、また仕事とは関係なくとも気の合う方々は
企業人事の方、
キャリアカウンセラーさんやセラピストさんばかり。
(もしくは心理学に興味のある方)
私も含めて彼らは人の成長にかかわる仕事をしているので、
基本的にお相手の話を聴くことが多くなります。
仕事なのでそれは当たり前のことなのですが、
気が付くと自分の話を聴く(自分との対話)時間や
自分のことを話す場(誰かに聴いてもらう場)というものが極端に少なくなってしまうことも。
子育てのこと、パートナーとのこと、介護のこと、
自分自身のことではなくても
自分の大切な人に関する人のことで、
煮詰まってしまうことも少なくありません。
誰かに話したくても誰に話せばいいか分からなかったり
そんな場がそもそもなかったり。
「自分の身の上のことを話す」という体験は
私たちが思うよりも、私たち自身を癒してくれます。
「受講者さんご自身ことを話していただく」というのは、
研修、講座、勉強会にかかわらず
私が仕事をする上でとても大切にしていること。
知らず知らずのうちに溜まったエネルギーを
「話す」という行為で体外に排出して循環に導いてあげる。
そういったケアは
自分のために時間を与えてあげる
とても大事なことだと思うのです(*^^*)
そして、そういった身体のエネルギーを循環させてあげるのは、
「話す」だけにとどまりません。
それが
昔好きで弾いてた楽器を演奏する、
好きなように絵を描く、
好きなスポーツを軽くでいいのでやってみる、
語学が好きだから字幕なしで映画を見てみる、
好きだった数学の問題をひたすら解いてみる、
好きなカップでおいしいお茶を飲む、
なんだっていいと思うのです。
自分が好きなことを把握している、
ということがポイント。
こうして、自分のために時間を取って差し上げてください。
人に何かを(して)差し上げるには、
自分が自分のために
好きなことをやることを許してあげること、
これが本当に大切になります。
そうして自分が好きなことをやることに許可を出していってあげると
物事を受け入れるキャパが広くなっていきます。
あなたの好きなことは何ですか?
「良い・悪い」の判断を少し外して、
ご自身が好きなことに身を置いてみてください(*^^*)
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