無条件の信頼ー「その子個人を見る」「急かさない」を支えるものラオスではね、その昔小学校へ入学する基準が「手を挙げ、頭の上を通って反対側の耳が掴めるか=身体的な発育を満たしているか」だったみたい。戸籍がない子どももいる中、身体の発育が一つの基準になった、ということ。日本では戸籍上6歳になれば各家庭に「小学校入学通知書」のようなものが送られてみんな義務教育の小学校へ入学します。身体、知能、どちらがどのくらい発育しようと、一定の歳になると学校に入って教育を受ける。一方ラオスは知能の発育が早くても身体の発育が遅いと入学できない、知能の発育が遅くても身体の発育が早いと入学できる。これはこれでもどかしい部分もあるだろうけど、「その子個人を見る」「急かさない」という意味において子どもの成長を信頼し、待つこ...07Sep2017コラムアドラー子育て実践録他者理解子育て多様性アドラー心理学勇気づけ
子どもに「与えたい」が「求める」になった時は子どもは【良い・悪い】の判断なく、 真っ新の状態で生まれてきます。それだけに、私たち親はわが子に「良い環境」を与えたいと願う。健やかな健康と成長を願って。それが、栄養価の高い食べ物であったり、子どもの発達にとっていいと思われる習い事であったり、自然の多い環境であったり。そして、健やかな健康と成長を願うばかりに、私たち親は時々、与えたいことが「求めること」となりその子の等身大の魅力とは違った方向や求めることが過多になると時も。親の私たちがそうであるように、私たちの親もまた、同じであったのだと思うのです(*^^*)親の「与えたい」が「求める」に代わってしまうと、ある子は、親の期待に応えようと無意識にもがんばってしまったり、また...24Jan2017子育てアドラー子育て実践録アドラー心理学気づき勇気づけ
子どもと【横の関係】を築くってどんなこと?アドラーで子育てをしていると、【横の関係】で子どもと関わりを持つので「これやりなさい!」という命令形というのは使いません。「お母さんはこれがやりやすいと思うんだけど、どうする?」といったような提案・質問で話が進んでいくので、我が家の子どもたちも母のわたしの意見も参考にしつつ、自分で選択することができます。と涼しい顔をしてそんなことを言いますが、初めからアドラー的な【横のつながり】が出来ていたのか、っていうともちろんそうではありませんでした(*^^*)いや、もはや逆ですよね。「なんでママが言ってたことしないの?!」「なんで言うこと聞かへんのーーー!!!」(不満・怒り気味にね笑)わたしの母が子育てをしていた時代は「子どもは親の言うことを...04Oct2016アドラー子育て実践録子育てアドラー心理学勇気づけ
アドラー子育て実践録:課題の分離①「子どもの人生は誰のもの?」毎日暑い日が続きますね!いかがお過ごしでしょうか(*^_^*)わたしは夏休みが始まり、子どもたちとのぺったり生活スタート。そんな今日は、わたし自身の子育て体験談と気づきをシェアしますね。03Aug2016アドラー子育て実践録子育てアドラー心理学勇気づけ