無条件の信頼ー「その子個人を見る」「急かさない」を支えるもの



ラオスではね、その昔小学校へ入学する基準が

「手を挙げ、頭の上を通って反対側の耳が掴めるか=身体的な発育を満たしているか」

だったみたい。



戸籍がない子どももいる中、身体の発育が一つの基準になった、ということ。


日本では戸籍上6歳になれば各家庭に「小学校入学通知書」のようなものが送られて
みんな義務教育の小学校へ入学します。


身体、知能、どちらがどのくらい発育しようと、一定の歳になると学校に入って教育を受ける。


一方ラオスは
知能の発育が早くても身体の発育が遅いと入学できない、
知能の発育が遅くても身体の発育が早いと入学できる。



これはこれでもどかしい部分もあるだろうけど、

「その子個人を見る」「急かさない」

という意味において
子どもの成長を信頼し、待つことができるとも言えます。



わたしたちはついつい「基準」を満たそうと
欠けている部分に注目しがちですが、
その子個人の発育を見、
「この子は出来るようになる」という無条件の信頼をもって待てる大人になりたい、
自戒をこめて😊


写真は反対側の耳に届くかチェックやってみた図。


コレ、頭傾げてるしギリギリ危ないんちゃーう?!(≧∇≦)



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