【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?⑤】今朝はアドラー心理学の勉強会、午後からは仲良し友達のお家へ遊びに行ってきました!気の許せる仲間とのランチは活力になります✨こういう仲間を持てることに、感謝ですね(*^^*)さて、今朝の記事「お母さんは、何のために、Aくんの希望を聞かないのでしょう?」の続きです。この場合の相手役は、Aくん、他の見方からアプローチするとお母さんご自身というのも考えられます。では、相手役をAくんの時の目的からいきます。その前に、目的を探る前に大切なことがあります。それは、「どんな行動にも、ポジティブな目的がある」ということを心に留めておくこと。非行や暴力など、一見すると不適切に感じる行動の中にも必ず「こうなりたい」というプラスの思いがあるのです。不適切な...30Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1: Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?④】おはようございます。昨日はAくんの「お母さんに暴力を振るう目的」を見てきましたね。Aくんの目的を掘り下げて、掘り下げて考えて行った時、「Aくんはお母さんから理解してもらって、安心したかったのかもしれない」というところにたどり着きました。では、目的を探る対象を「Aくんのお母さん」に変えてみましょう。この事例ではAくんのお母さんはAくんの要望を聞き入れませんでしたが、果たしてAくんのお母さんは「ひどい母親」なのでしょうか?今日はAくんのお母さんに焦点を当て、「Aくんを後回しする・希望を聞かない」目的をみていきましょう。そうこうしているうちに、また時間が来てしまいました∑(゚Д゚)続きは午後に書きますが、みなさんも考えてみてください。「何...30Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るう目的は?③】お待たせしました。午前中に書いた記事【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?②】の続きです。Aくんの暴力を振るったという行動の根本にある想いは、「寂しかった」というものでしたね。先の記事にも書きましたが、この根本の想いとなる「寂しかった」という想いは、決して不適切なものではありませんよね。そこからもう一歩先へ進んでAくんの行動を考えていくと、「寂しかった」という想いに対してAくんは「どうなりたい・どう在りたい」と思っているのでしょう?本当は、お母さんに理解してもらって、自分の意見を尊重してもらって、安心したかったのかもしれません。こうして相手の気持ちをどんどん想像していっていいと思うのです。ここで大切なことは、目的論で...29Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1:Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?②】昨日の記事「Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?」の続きです。少しポイントを整理しましょう。○お母さんが子どもたちに「好きなゼリー取っていいよ」と言って、好きなゼリーを取らせた○Aくんの番になるとお母さんは「あなたは、はい、黄色ね」と黄色のゼリーを渡した○Aくんは赤のゼリーに変えてもらおうとしたがお母さんに「いいのよ、あなたは黄色で」と言って変えてもらえなかった○Aくんはお母さんを叩き始めた○それを見たコーチは「親に暴力を振るうなんて、なんてやつだ!」と言った○Aくんは走ってどこかに行ってしまったここに出てくる登場人物でキーとなるのは・Aくん・お母さん・コーチ三者三様の「言動の目的」があるわけですが、どんな言動にも【相手役】があ...29Jun2016事例研究ELM講座
【事例研究1: Aくんがお母さんに暴力を振るった目的は?①】アドラーの理論の中に「人間のどんな行動にも目的がある」というものがありますが、今日は先日のELM講座で受講生さんから出たお話を事例として「問題行動」(本当は問題ではないのですが)について考えていきたいと思います。---------Aくんは小学4年生。毎週末、少年野球チームで練習をしています。その日はAくんのお母さんも観戦に来ていました。1時間ほど練習した後、昼ごはんを兼ねた休憩に。Aくんのお母さんは練習をがんばった子どもたちに赤や緑、黄色など色んな色のミニゼリーの入った袋を持って「お疲れ様〜!好きなの取っていいよ!」と配り始めました。子どもたちは次々と自分の好きな色のゼリーを取っていきます。そしてAくんの番がやってきました。&nbs...28Jun2016事例研究ELM講座
【募集:6/30(木)アドラー心理学勉強会 & 7/16(土)ワークショップ】以前よりお伝えしていました ○アドラー心理学勉強会○アドラー心理学ワークショップ:自他を勇気づけ、共同体感覚(つながり感)を身につけるの開催が決定しました! 以下が詳細です(*^^*) ○アドラー心理学勉強会アドラー心理学に興味があって学びたいんだけど、本を読むだけじゃいまいちよく分からない、という方対象。教材は、小倉広氏著『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』。読書会の範疇を超え、教材から引き出される参加者さまの疑問や心の葛藤などをアドラー心理学の視点から解説、理解へと導きます。勉強会に向けて軽く読んできていただくだけでOK。⭐️6月30日は、「11ー19 そのままの...25Jun2016