相手の大切にしていることを、大切にしているか。
これはいつも忘れないようにしたい視点。
私たち人間は自分の「大切にしていること」を基準に行動しますが、
時に「自分の大切にしていること」が
「相手にとっても大切」だと思ってしまう時があります。
いわゆる、【これは誰の問題か】という課題の分離ができていない状態。
相手にとっては特段大切ではないのに
「これって大切なことなのよ」
「あなたのためを想って言ってるのよ」
と自分の大切なことを相手に当てはめても
相手は響いていないので動きません。
そこでよく聞く言葉
「何でやらないの?」
「何でできないの?」
これらの言葉は、相手の大切にしていることを聞かずに「私の言うこと聞きなさいよ」と言っている状態。
相手を認めていないことにもなるし、反発を生むことにもなり得ます。
相手のモチベーションを高めるためにも、
「相手が大切にしていることは何かな?」
という洞察を深めることが大切ですね😊
そして、それが見つかったら
相手の大切にしていることに、先ずは共感、そしてさらに共感。
それによって、相手は
「私の大切にしてるものを大切にしてくれてる=私を認めて・大切にしてくれてる」
と感じるのですよね。
そこから真の信頼関係が始まります😊
その「相手の大切にしていること」を
いかに「目標」と紐付けられるか、が人を育てる時に重要。
つまり、
「相手の大切なことを使って(相手もしくは相手と自分の共通の)目標をクリアする」
ということ。
目標達成は上司や先生、親のやり方を模倣するだけでなく、
いろんなやり方があっていいのです。
細かく指示して、手取り足取り教えなくても
相手の大切なことは何かを観察し、
それを使って目標クリアするにはどうすればいいのか、
相手に問う・もしくは一緒に考える方に力を入れる。
少し時間はかかるかもしれませんが、
この紐付けができると効果が持続しやすくなりますね😊
写真は夏に行った徳島の海部郡の夜明けの海。
自然は何もせずとも、そのままで美しい。
人も、しかり✨
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