昨日はアドラー心理学コミュニケーションELM講座第3期の1回目でした。
ELM講座の初めには、学びを補強するために
小倉広さんの『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』
を使って受講生さんにパッと開いてもらったページを共に学びます。
そんな昨日出会ったアドラーの言葉は、
「人は『貢献感』を感じ
『自分に価値がある』と思える時にだけ
勇気を持つことができる」
本の中では、
「周囲の人の行動に対して『ありがとう』『あなたがいてくれて助かった』
そう伝えることこそが、周囲の人に対する勇気づけになる」
として、
アドラーが最も大切にしている「共同体感覚」と「勇気」は
本人の「貢献」から始まる、と説いています。
本当にその通りで、
「ありがとう」や「あなたがいてくれて助かった」
と相手に伝えることは、
相手のやる気(勇気)を引き上げること、
すなわち貢献に繋がりますよね。
自分が発する言葉、
自分が聴いて元気が出たり心地いい言葉というのは
とても大切です。
それに加えて昨日の講座の中ではこんな話もしました。
「貢献感」って、
自分が、誰か人に対してだけ感じる
ものだと思っていませんか?
実はね、
「自分に価値がある」と思える時
というのは、
自分自身に「貢献している時」
なのです。
自分自身に貢献って、どういう状態でしょう?
人の気持ちを優先するがあまり
自分の気持ちを後回しにしていないでしょうか?
人の意見に合わせて
自分の意見を結局なかった事にして
モヤモヤが残っていないでしょうか?
これは何も自己中心的な考え方、
コミュニケーションの取り方を推奨しているのではありません。
以前からこのブログでもよく書いていますが、
相手との違いを認めつつ
相手の意見を受け入れた上で
自分の意見も伝える。
これはマインドの話だけど、
こういったマインドを理解した上で
実践する際の技術というのはまた別にあります。
本当の意味で、人に貢献するにも
まず自分への貢献も大切ですね(*^^*)
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