理解できない部下に疲れた時③






困った部下が、何か教育的指導が必要なことをしてしまった時、
瞬間的に怒鳴りたくなったり、
「何回言うたらわかんねん!!!」のような
期待を裏切られたような悲しみと落胆があると思います。









アドラー心理学では、
こういった場面で怒鳴ったり、大声で相手を制止(威嚇)することは、
困った部下と同じ土俵に上がっていることになる、といいます。




そして、同じ土俵に上がれば上がるほど、
部下の困った行動は増えていきます。




部下の困った行動に対して、同じ土俵で正しいことを教えるのではなく、
冷静に、彼の行動に対して、
自分がどういう風に見えたのか、
そしてそれに対して自分はどう思うのか、
これを伝えてください。




ポイントは、冷静に、です。




上司の心が整えば整うほど、
チームのメンバーひとりひとりの心が整っていきます。




これにはすごい根気が要ります。




困った行動には、注目しない=同じ土俵に上がらない。




そして、覚えておいてください。




困った部下のとばっちりで自分自身が責められた、としても
あなたご自身の本質的な価値は全く変わらず素晴らしい!
ということを(*^^*)



そして、ご自身の好きなことで満たされる時間を持って
たくさん楽しんでください!




みなさんご存知のとおり、
上司の心の余裕は
チーム全体の雰囲気に反映されます。




これは、仕事の場面だけでなく
家庭でも一緒。




ママの心の余裕が
パートナー、子ども、家族の雰囲気に反映されます。



ママがガミガミ、イライラしていると
子どももパートナーも落ち着かず
子どもやパートナーの使う言葉のチョイスが
ケンカや問題を生む言葉になりますから。




あなたが本当に心からやりたいことはなんですか?




やりたいと思っていたのに、
後回しにしていたこと、
もう忘れかけてることもあるかもしれませんが、
それをやることを
ご自身に許して差し上げてください(*^^*)

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