昨日の記事では、
「他人と比較してしまうことで沸き起こる(と思われる)劣等感」
は、実は他人との比較ではなくて
「自分の理想と現実のギャップからくる劣等感」
である、ということをお話しましたね。
そうなんですね〜、
この「自分の理想」というものをしっかり把握していないと
な〜んか他人が自分の理想を叶えちゃってるような「気がして」
その人と自分を比較してヤキモチや劣等感を感じたり。
そういう時は、
「自分の理想」を一度はっきりさせましょう、
が昨日のお話でした。
でね、そういう意味でいうと、
アドラーは劣等感を悪いものだとは捉えていないんですよ。
劣等感自体は、良いも悪いもないんです。
ただ、劣等を感じた後に、
何を選択するのか、
これが大切。
何の選択かというと、
劣等感自体を、どう捉えるか、ということ。
たとえば、
わたしは20代大学院に通っていたんですが、
ぶっちゃけ同じ研究室の同期をライバル視してました(≧∇≦)
いやー、今だからこんなこと書けるけどね。
小っちゃいとこでは、同期のゼミ発表が悔しいけど面白い(笑)、
論文書くのが早い、論文が掲載された、
そんなところでしょうか。
そんな同期と自分を比べては
「ほんまにわたし、あかんやん…」
って思ってました。
ここで考えられる劣等感は次の2つ。
①劣等感をバネにして、自分の課題を乗り越える
②劣等感を言い訳にして、課題と向き合わず原因を外に求める
①の劣等感をバネにして健全に飛躍に結び付けられる人は、
自分の理想、目指すところを自身がよく知っていたり、
ライバルは昨日の自分と捉えたり、
仲間をライバル視していても相手の健闘を讃えられる人。
反面教師にできる人もそうですね。
②の劣等感を言い訳にして、課題と向き合わず原因を外に求める人は、
例えばこんな家庭環境で育ったからダメな自分でも仕方ないよね、
と変わることや努力をすることから目を背ける人。
え〜わたしの場合はですね、
どちらかというと、②が大きかったです。
「ほんまにあかんやん、わたし…」
と思うと共に、どんどん close my heart。
同期に対して、心を閉ざしていた、ってこと。
で、どうやってコミュニケーションとれば良いのかわからなくなっていた、
という院生時代。
この②の状態を、「劣等コンプレックス」といいます。
いや〜だけどね、
今、こんなコミュニケーション研修とかやってるんだから、
ほんと人生って面白い(*^^*)
劣等感を抱いても良いんですよ。
劣等コンプレックスとして行動していたとしても。
例えそのコンプレックスからくる行動をとっていたとしても、
どうやっても上手くいかないな〜って
試行錯誤を繰り返した後に
自分の心が穏やかになる場所を見つければ。
わたしの場合は、
劣等コンプレックス→心が苦しいな→試行錯誤→アドラーに出会う→実践→これって人の成長に良い影響を与える→コミュニケーション研修の講師になる
というところに着地しました。
今、めっちゃ穏やかですよ、心(*^^*)
①の劣等感をバネにするか、
②の劣等感を言い訳にするか。
ここの行動の選択が大切になってくるんだなーと実感。
そのために、
自分の理想を思い出す、はっきりさせる、
っていうのは初めの一歩としては大切だと思うのです(*^^*)
他人との比較で苦しいなと感じている方は
劣等感をバネにするために、
ぜひご自身の「なりたい理想」を見直してみてください♪
今日も長文!
最後まで読んでくださってありがとうございました♡
0コメント