質問して考える土壌を培う前に親・教育者がする大切なこと




先日、小一の娘が宿題をしていたときのこと。



(小1の娘作(*^^*)大きい魚の顔が脱力感満載です)





乗り気じゃない上に
先に宿題を終わらせてじゃべりまくる兄(小2)に気を取られて
早く終わらせたいと思ったのか、字が汚かった娘ちゃん。




「あ、これ書き直しね。字が汚すぎる」




気を取られて宿題に時間がかかってたので
「早く終わらせちゃおうか」
と何度も言っていたこともあり、
汚い字を見てイラッとする母・かの子。




ダメ出しをしながら消しゴムで書き直しの文字を消していると、
娘の目からポロポロ涙が。




「しまった!」と思ったと同時に、
親として提供するはずの、子どもが宿題をするための環境を整えてなかったな、
とも思ったのです。




彼女は小1なので、勉強する姿勢を学ぶことに関しても
まっさらな状態。




私たち親や教育者というのは、
その子が好ましい行動をとるための援助をすることが仕事。




昨日の記事にも書きましたが、
子育てを含めた人材育成の目標は、相手が自立すること。




そのためのお手伝いをするのでしたよね。




昨日の記事では、「教える」よりも「質問する」と書きました。




これはもちろん間違いではありません。




こちらが質問をして、相手か考える土壌を培うまでには、もちろん
初めにどうすればいいか、ということを
「見本として見せる=教える、お手本を示す」
という形で提供することが大切です。





その意味で、わたしたち親や教育者というのは、
お手本や見本としての環境を整え、提供することが第一だと思うのです。



これってね、子どもに対してだけではなく、
大人に対してもそうなんですよ。




ついつい、
「大人にもなって、そんなことも分からないのか!」
と思ってしまうことも多いでしょう。




だけどね、よく考えてください。



わたしたちは
一人一人違う家庭で育ち、
文化が違うわけです。




なので、当たり前が家庭によって違う。




そこを意識しておくと、
大人に対しても「見本、お手本を見せる」ということがし易くなります。




そして大切なことは、
わたしたち自身が
お手本や見本としての環境って、どういうものなのか、
というのを真剣に考えることなのです。





ここをしっかり考えていると
土台は少々のことでは崩れません。




もちろん時期によって(成長や効果がない場合に)見直しも大切♪




わたしたちができる、
相手の成長のために環境を整えることって、
どんなものがありますか?



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