真の自立を促すために②






みなさん、昨日の記事で

「後輩や部下、子どもたちを育てる目的は何なのでしょう」

という問いを投げかけました。




この投げかけで、

少しでもご自身に問いかけられた機会があれば、

研修講師をしているわたしにとって、

とても幸せです。



 
 
いろんな「育てる目的」があっていいのです。





アドラー心理学では、勇気づけをすることで、

相手が(自分もね)困難を乗り越えられる力をつけられる、

ということなのですが、

これは、自立への援助、ということになります。





相手の将来を見据えて、

相手が自分で乗り越えていけるように、

手助けするのです。





これはわたしたちにとっても、

何でもやってあげたくなってしまう「親心」からの自立、

でもあるのです。





時に、失敗しないかと見ていてヒヤヒヤして、

つい手助けしたくなる時もあるでしょう。





育成する立場にある、こちら側としても、

それなりの「覚悟」が必要です。





部下、後輩とともに創るってどういうことだろう。





与えられた機会の中で、

自分という資質を活かして貢献できることがあるならば、

それは何なのだろう。





そして、何か問題が起こった時に起こりうる

最悪の状況は何なのだろう。





これらをしっかりと見据えることも、

「覚悟」のうちです。






そして、起こりうる最悪の状況にもシミュレーションした上で、

自分の心(軸)に戻って来ましょう。





自分の心に聴くのです。




本当に大丈夫かどうか。




自分の心はよく知っています。






その心の声に従って、自分の本質に立ち戻って、

相手に任せ、委ねるようにしましょう。





そうすることで、

相手(後輩や部下、子ども)は、

「この人はわたしのことを信頼してくれている」

と勇気づけられ、

質の高いパフォーマンスを出すようになります。





わたしたちができることは、

まず、上記に書いた「覚悟」の部分。





ぜひご自身の心に聞いてみてくださいね♪






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