先週金曜日はELM講座2期のみなさんと、第7章を学びました。
今回は新しい方がお一人増えて5名での開催です。
(愛知県から来てくださいました!嬉しいな♪)
新しい仲間をおむかえした今回は
第7章「目的を意識する」。
これはアドラーの理論の中でも
今見ている視点を大きく変えてくれるものとして
わたし自身、講座の中でとても大切に扱っている箇所です。
アドラーは
「人間のすべての行動には 目的 がある」
といい、
問題行動を目的で捉えることによって
自分が当事者として
能動的に解決に取り組むことができるといいます。
その問題と思われる行動は
(真の問題は本当は少ないのだけどね)
「何のために」やっているのだろう。
原因を追究する why(なぜ)を使うのではなく、
何のために for what (何のために)にアプローチするのです。
そうするとね、
どれだけ問題と感じる行動にも
ポジティブな目的があることに気づきます。
表面上困った行動に見えることでも、
その核の部分に
「わかって欲しい」
「こっちを見てほしい」
「コミュニケーションしたい」
というポジティブな目的が潜んでいるのを見つけたら、
それを表現する方法を探ればOK。
問題と思われる行動を起こすのは
どういう風に話せば・振舞えばいいのか
いまいちよくわかってないから。
知った後は、
自分が心地いい、安心できる行動に変えていけばいいのです。
「自分が心地いい、安心できる行動」は
人それぞれによって違うもの。
それを一緒に探求するのも
伴走者としてのわたしの仕事です。
講座では、実際にみなさんの行動のポジティブな目的を探っていただきました。
みなさんが、深いところで自ら気づき、
それを乗り越えて涙、明るい表情への変容を拝見させていただくことが
講師のわたしにとって至福でもあります。
最後に素敵な笑顔を見せていただいたみなさん、
ありがとうございました♪
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