スポーツ選手が自身の競技をイメージトレーニングして
最高のパフォーマンスを目指すのと同様、
わたしたちの日常生活にも
イメージすることは大きな効果があります。
それは
夢や目的を叶えたり、
痛みを和らげたり、無くしたりするように。
ここ数日、
身体感覚を深めることについて書いてきましたが、
身体感覚を深めるのに
イメージはとっても大切。
わたしの周りにもお伝えしたい方がたくさんいるので、
今日はイメージについて
わたしの体験とともにお話しますね。
必要とする方に届きますように☆
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病院で出た検査結果がどうであれ、
わたしたちが自分の目で
身体の中の状態を見ることはできません。
まして、
人の死はいつ訪れるのかなんて、
お医者さまにも誰にも分からないものです。
(元気でも事故にあうことだってあるしね)
それでも、わたしたちは
自分の健康について不穏なことを聞くと
その不穏なイメージばかりが付きまとい、
精神健康上ボロボロになってしまうことも。
わたしも2年前の春、
精神的にボロボロでした。
区で受けた健診でがんが見つかり、
「がんは怖いものだ」
と思っていたわたしにとって、
自分の死をイメージしてしまっていたのでした。
当時5歳と3歳だった子どもたちとだんなさまを想っては、
泣く日々。
まだ見ぬ治療を想像しては
怖がり怯える日々でした。
そんな時に出会ったのが、
イメージで心身とも整えることでした。
自分の好きなイメージでいいので、
がん化した細胞を優しい色や光で包んであげる、
というもの。
かといってね、
治療を全面拒否するようなものじゃないんです。
イメージのすごいところは、
自分がイメージしたようになるということ。
治療を軸として
イメージをその治療の補助と考えるのも
その人にとっては本当だし、
イメージだけでいい、という人にとっては
人間の豊かな想像力を存分に使うこともできます。
つまり、
イメージしたって、どうせ無理、
という気持ちがあれば、
イメージを実践してたって
その効果は発揮できない。
わたし自身は、
「幼い子どもたちとだんなさまと共に生きたい」
という願いから
手術とともにイメージを組み合わせました。
まだ見ぬ術後の痛みに不安になり、
気持ちが落ち込んでいましたが、
イメージを習ってから
自分の身体がどんどん癒されていくイメージを重ねる毎日。
イメージを重ねていくたびに
徐々に心も軽くなっていき、
「だいじょうぶ」
という感覚を自分の中のどこかで感じるように。
MRIを撮る時も、
採血や心電図、すべての術前の検査の時も
自分が癒されたイメージをしながら受けます。
手術室へ向かう途中も麻酔で眠る直前も
光に癒されるイメージとともに。
ここまで書いて、
次の用事の時間になりました。
続きはまた後ほど。
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